ESPN発表 2025年NBAドラフト予想:フラッグ&ハーパーがトップ3、中国のヤンは76ersで35位

1.33K
ESPN発表 2025年NBAドラフト予想:フラッグ&ハーパーがトップ3、中国のヤンは76ersで35位

ESPNの2025年ドラフト予想を分析

10年にわたりドラフトモデルを構築してきた筆者として、ESPNの最新予想には興味深いポイントが多数あります。クーパー・フラッグのダラス移籍見込み以外にも注目すべきデータが揃っています。

圧倒的トップ層

  1. クーパー・フラッグ(DAL): 身長6’9”、ウィングスパン7’1”の防御指標(モントバーデで40分あたり6.2ブロック)はアンソニー・デイビス以来の安定感。4ポジション対応の万能選手としての成長が期待されます。

  2. ディラン・ハーパー(SAS): セントジョーンズ大学進学予定の彼は、前シーズン比11.3%向上したキャッチ&シュート3P%を持ち、スパーズのシステムに最適です。

  3. VJエッジカム(PHI): ここからが面白いところ。コンバイン数値(垂直跳び42インチ)は一流ですが、防御の一貫性については疑問符が付きます。

国際組のダークホース

35位でフィラデルフィアが選択したのは中国のセンターファンボー・ヤン(身長7’2”)。攻撃面では未熟ですが、防御指標(CBAで試合平均9.3リバウンド、3.8ブロック)は現代版ムトンボとなる可能性を示唆しています。

番狂わせと統計学的特異点

  • 第10位カーター・ブライアント(HOU): 6’8”の体格に6’10”のウィングスパンはマッチアップ問題を引き起こします
  • 第4位カナーン・ネペル(CHA): 防御Win Shares1.3と平凡ながら、シューティング能力がチームニーズに合致

プレミアムデータベースで全順位とチーム適性分析を公開中

総評

ドラフト予想は不確定要素が多いですが、データから興味深い傾向が見えてきます。ウィングスパンの長さ(2024年クラス比+2インチ平均)や両面プレーの可能性を重視するチーム方針は、ロスター構築哲学の進化を示しています。

WindyStats

いいね94.22K ファン1.12K