ブラジルセリエB第12節:熱戦のドロー、接戦、昇格争いの行方
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昇格争いがさらに熱く
ブラジルセリエBの第12節は、世界で最も予測不可能なセカンドディビジョンであることを証明しました。ボゴタからバンコクまでデータを分析してきた私が言えることですが、ブラジルの下部リーグほど混沌とした平等性はありません。
第12節の数字:
- 1点差で決着した試合: 4試合
- ドロー: 5試合(うち1-1が3試合)
- 全試合中クリーンシート: わずか2試合
今節のハイライト
アヴァイFC(愛称『コウモリ』)はヴォルタ・レドンダに1-1で引き分け、その粘り強さを見せつけました。83分の同点ゴールはセットプレーからでした。私のデータでは、彼らの今シーズンの得点の47%がセットプレーから生まれています。
一方、ボタフォゴ-SPはチャペコエンセを1-0で下しました。この試合ではシュートオンターゲット(5本)よりファウル(28回)の方が多いという激しい戦いでした。スコアからはわかりませんが、これはまさに塹壕戦のような試合でした。
注目の戦術ポイント
- パラナのカウンター攻撃: アヴァイ戦での2得点はいずれも8秒以内の速攻によるもの
- ゴイアスの中盤バランス問題: 61%のボールポゼッションながら2失点
- クリチーバの異常性: パス成功率は低いものの勝利 - 今シーズン8度目の現象
今後の見どころ
順位表は4位から14位までわずか6差という混戦模様。次節の注目試合:
- レモvsパイサンドゥ: アマゾンのダービーマッチ
- ヴィラ・ノヴァvsゴイアス: 対照的なスタイルのミナスジェライス州ダービー
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